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新潟旅情「月の宿」 物語

新潟旅情 月の宿

光は澄み 風の音もさやか 旅路では人の情けがあたたかく とても嬉しく感じられます   ひととき、忙しい日々から心を解き放ち 月の宿に思いをよせて


紅はるか餡

バター・卵黄・生クリームなどで炊いた"スイートポテト”のような黄金色のさつま芋餡。
新潟県産の「紅はるか」も使用。

★オーブントースター(2~3分)や電子レンジ(10秒)で温めると、出来立ての風味・トロリとした食感をお楽しみいただけます。お勧めです!ぜひお試しください。

★暑い季節には、どうぞ冷たくしてお召し上がりください。餡にバターが入っているため冷凍してもカチカチにならず適度な柔らかさを保ちます。

優しい風味 自然な甘味

意匠はまんまるお月さま
黄金色の餡を月の光に見立てたお饅頭です。甘藷「紅はるか」にバターや卵黄を合せ優しい風味、自然な甘味に仕上げました。
年代を問わず、外国のお客様にもお楽しみいただけるのではと存じます。

新潟県『ふるさと納税』にも出品中!

お日持ちも良く常温保管可能。
新潟のお土産にもお選びいただけますと幸いです。
※2022年度 全国推奨観光土産品審査会におきまして「推奨品」に認定されました。

優秀味覚賞 2ツ星受賞

2023年度 ベルギー国際味覚審査機構におきまして「優秀味覚賞2ツ星」を受賞いたしました。世界各国の審査会員様より好評価を頂きました!

■誕生の経緯
2020年東京オリンピックが開催されるはずだった記念すべき年に発売を予定していた焼菓子です。
しかし、コロナ禍と主要原材料であるサツマイモの不作が重なり2022年夏の発売となりました。
弊社には和の美の象徴である「雪月花」のうち、月にかかわるお菓子が欠けていたため、月をテーマにして開発をスタートさせました。

■味 覚
黄金色の紅はるか餡を「月光」に見立てたお饅頭です。一部新潟県産サツマイモ(紅はるか)とインゲン豆に新鮮な卵黄・バター・生クリームを加えて炊き上げた和風スイートポテトを、バター・練乳を加えた生地で包み焼き上げます。やさしい風味と自然な甘味、何度も何度も試作を重ねて出来上がった自信作です。小豆餡の苦手な海外のお客様にもお召し上がりいただけるのではと存じます。

■「月」をテーマにしたイメージ展開
「宵の天空に浮かぶ満月」がこの焼菓子の意匠です。これに兎と伝統意匠である「露芝」を配し、月が昇る天空には着物を連想させる「青藤色」を用いました。栞の文章を含めパッケージデザインはすべて自社でつくり込みました。
「東洋の情緒」には幽玄な古人のお歌を、そして「西洋の合理と自然科学」には1969年7月20日、人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号を隠れキャラクターにして、「和・洋」2つの世界の思考を対比させました。箱に記載した英訳は2020年東京オリンピック等のインバウンド需要を意識したものでした。


"Tsuki no Yado"
(Moonlit Inn)

A traditional Japanese sweet designed to resemble a full moon,
with golden sweet potato paste inside symbolizing moonlight.


◆開発予話

【コード 1202】
化粧箱側面の数字『1202』は、アポロ11号の月面着陸を成功に導いたコンピューター・コードです。そして天空と月をバックに浮かぶ足を備えた小型ロケットは、月面着陸船イーグルと司令船コロンビアのシルエット(イメージ)です。着陸船イーグルが月面向けて降下を始めたとき搭載していたコンピューターが、操作マニュアル書の誤植が原因で処理能力オーバーの緊急事態に陥りました。このままでは月面着陸は行えず司令船に引き返すしかありませんでした。そのときコード『1202』が作動して緊急アラームを発令してこの危機を回避しました。『人間はミスを犯す生き物』という前提でNASAのコンピュータープログラム開発チームが密かに組み込んでいた危機回避プログラムのおかげでした。人とコンピューターの関係を表す逸話として語り継がれています。
奇しくも1969年(昭和44年)は弊社が初代コンピューターを実質導入した年にあたります。『コンピューターは間違えない。間違えるのはいつも人である。』
という導入責任者の体験に基づき、円滑な導入・稼働を目指して全社員が苦闘していた年でした。社内的にこの頃の記憶を後世に遺す「象徴」として、パッケージデザインにイーグルとコロンビアのシルエット、そしてコード『1202』を忍ばせました。



エネルギー(1個当たり) 105kcal
アレルギー 卵・乳・小麦・大豆・寒天・蜂蜜